『「春分の日」、「秋分の日」、「国民の休日(法律的には休日)」は2年前の2月最初の週の官報に記載されて、初めて祝日として確定します。』
、、、と固く信じていた私は、2007年の某日、所要のついでに、「政府刊行物サービスセンター」を訪ねました。
秋のゴールデンウィーク確認のため、官報を購入するためです。
大臣官房管理室の方に9月の国民の休日は2009年に実施される予定だとうかがっても、自分の目で確かめるまでは、安心できません。
秋のゴールデンウィークとは、『その前日及び翌日が「国民の祝日」である日(「国民の祝日」でない日に限る。)は、休日とする。』という法律と、「敬老の日」が9月の第3月曜日になったため、2009年9月より、数年ごとに平日が「休日(国民の休日)」になるというものです。
「2007年2月第1週の官報をください。」
「政府刊行物サービスセンター」といっても普通の書店と変わりません。
いろいろな書籍があります。
私は、官報のそろっている棚に案内されました。
官報は、せいぜい一週間に一冊くらいしか発売されないと思っていましたが、大間違いです。
官報は毎日発売されていました。
号外とかなにかで、第1週だけで10冊以上発売されていました。
その上、1冊のページ数が意外とありました。
分厚い官報がまとめてある資料から、2007年2月1日発行分より、目的の「2009年の祝祭日が掲載されている記事」を探しました。
15分くらい、本棚と格闘しましたが、見つかりません。
大事な所要の時間が近づきましたので、目的の官報を探すのは諦めました。
その用事が済んで、官報の販売所を再び訪ねました。
今度は、店員さんに探していただくことにしました。
かくかくしかじかの理由で、官報を探しているのですが、と告げると、親切に探していただけました。
(コンピュータで検索しておられたのか)奥に行って10分くらいたって、1冊の官報を持って帰ってこられました。
「これですね。」
「記事が小さいので、なかなか見つけにくいですね。」といいながら、官報を手渡してくれました。
え〜っ!
それを見て、愕然としました。
その官報には「2008年の祝祭日」しか掲載されていないのです。
確かに2007年2月1日付の官報です。
つまり、日本の祝祭日は2年前の2月の第1週の官報に掲載されて初めて確定すると思っていたのですが、それが間違いだったのです。
実際は1年前の2月の第1週の官報に掲載されて初めて確定するということなのです。
という次第で、、、
9月の「国民の休日」は、来年(2008年)2月の官報発売まで確認できないという結論に達しました。