久しぶりの書き込みです
（実に、レス以外では４ヶ月半ぶりです）。

この７月からのクールは、ＴＶが元気です。
プロ野球中継は中部、関西以外は元気がありませんが、
ドラマが近年になく豊作です。

このクールは、以下の５作品を毎週見ています。
いつもは、２〜３作品ですから、今回は多いです。

月　スローダンス
火　海猿
水
木　電車男
金　ドラゴン桜
土　女王の教室
日

他の作品は、最初から見ていないものもあり、
他にもっとおもしろい作品があるかもしれません。
ちなみに、「ゴクセン」は見逃しました。


では、仕事が入っていても、
ビデオを取ってでも見たい自分なりのお薦め番組を紹介します。


「スローダンス」月９は、いつもレベルは高いのですが、
今回は、ファンである深津絵里（牧野衣咲役）さんが
主役ですので、自分の中のランキングで上位に食い込みました。
ちなみに妻夫木聡（芹沢理一役）君も素直な役柄で、
好きな役者の一人です。

それに、「恋から」の時からのファンである
小林麻央（広瀬歩美役）ちゃんがとってもかわいい。
演技はすごく下手なのですが、
そんなことは問題にならないほどかわいいのです。
まるで「やまとなでしこ」の若葉ちゃん（矢田亜紀子）
のようです。
麻央ちゃんは演技がうまくなって欲しくないと思います。

ただ一つ、
このドラマのタイトルが「スローステップ」だったらなといつも思います。
スローステップだったら、たくさんの人が勘違いして、
このサイトの訪問者が飛躍的に増えてたのにと
残念に思う今日この頃です。

小学６年の児童たちを教育するために、罰を与え、支配するというものです。
この設定には意表をつかれました。
（悪魔のような）先生である阿久津真矢（天海祐希）の言動が正しいように思えてしまう。
人権とか、教育委員会とかに翻弄された現場の先生たちの願いをドラマにしたのではないでしょうか。
天海祐希が主人公なのだから、このまま終わることはないように思われます。
希望としては、阿久津真矢先生の愛情が子供たちに伝わり、教育委員会から阿久津先生が糾弾されたときに子供たちが協力して助けるというのが、王道でしょう。

神田和美役の志田未来ちゃんには、「そんなやつはいないだろう。」とつっこみを入れながら、大きな目に吸い込まれています。
こんな子が自分の同級生にいたら、ガードに志願すると思います。
もうすぐ総選挙がありますが、将来、このような子が議員さんになって欲しいと思います。

番組のエンディングにあるダンスは、さすがに宝塚という感じがします。
「教師びんびん物語」を思い出してしまいました。

日本のプラトニックラブの見本のような物語でしょうか。
韓流のものと比べたら、少し幼いと思われます。
しかし、この昔を思い起こさせる純愛が新鮮に感じられます。

映画も、お芝居も見ていないのですが、
二枚目でない「ちびノリダー」の伊藤淳史演じるこの電車男が一番あっているのではないでしょうか。

エルメス役の伊東美咲は、おとなしい美人ＯＬという役どころで、大変魅力的です。
また、美鈴役の白石美帆が今までとは全く違う役で、いい味を出しています。

実話らしいのですが、
電車男と（特に）エルメスの実際の写真を見てみたいと、
野次馬としては思ってしまいます。

コミックが原作の東大に合格するための虎の巻的ドラマです。
実際に、勉強法としてはいいことを提案していると思います。
ドラマ的にも破天荒でなかなかおもしろい。

桜木建二役の阿部寛もはまっているし、
阿部寛に翻弄される真々子先生役の長谷川京子がかわいい。
「スターの恋」での初々しさが、
この役でよみがえったみたいです。

また、長澤まさみが出演しているのですが、
これがフレッツ西日本の「光電話」の
素直なお姉さんと同一人物とは、
回が進むまで判りませんでした。
この子は役によって、ルックスが変わるので、
女優として大成すると思います。

主演が映画と同じキャストなのですが、
作り方も映画の手法を取り入れ、
映画のようなテレビドラマに仕上がっています。
多分、スタッフも映画を撮っていたスタッフなのでしょう。
まったく、同じにおいがします。

ただ、中盤以降、主人公が悩みすぎです。
それで、ドラマ自体が、暗くなっています。

しかしながら、海上保安庁が（たぶん）全面的にバックアップしているため、
艦船が出てくる場面は、今までのドラマにはなかったような新鮮さがあります。
主人公が悩むより、はちゃめちゃな男のドラマにして欲しかった様な気がします。
「躍る大捜査線」のように、がっちがちの法律に翻弄されるような
シーンも欲しいような気がします。
砲撃には、本部の偉い人の許可（決断）が必要だというのは
ちょっと考えさせられました。