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11月2012

のっぽのスパルタン

 

ノーザンハイブッシュ系ブルーベリーの接木スパルタンです。
購入した親苗5本も含めて、10本くらい有るスパルタン接木では、一番のっぽです。

 

スパルタン[97](台木ブライトブルー、接木3年生、8号鉢)

スパルタン[97]/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー

↑こんなに大きくなってしまいました。
こういうのを「徒長」と言うのでしょうか。
成長優先では有りましたが、20~30個は結実させました。
最大果500円玉クラスになり、今年我がブルーベリー園で、2番目に大きな実を付けました。

台木は、ブライトブルーです。
ブライトブルーは、ラビットアイでは小さな樹姿(矮性)ですので、小さな接木ができると思ったら、反対に大きくなってしまいました。
世の中は、計画通りには進みません。

 

 

根は、いたって普通の張り方です。

接木スパルタンの根

 

 

穂木の部分まで、用土を入れました。
、、、というより、少し深めに苗を埋め込みました。

スパルタンの根本

何かの文献で、「ブルーベリーの接木苗は、穂木の部分まで埋めるといいですよ!」と達人らしき人が書いておられました。
たぶん、ノーザンハイブッシュの穂木の部分からも、根を出させる事を期待してのことでしょうか。
もしかしたら、ラビットアイの根を深く埋めることにより、シュートの発生を抑えられるのかもしれません。
(その文献には、理由は期しておられませんでした。)

ちなみに、キュウリなどの野菜の接木苗は、接ぎ木部分は、埋めてはいけませんと書いてあります(←ご注意)。

 

12号に植え替えました。

スパルタン、鉢増し後

まだ根が小さいので、来年は成長優先です。

 

 

 

直立~開張性の接木ダロー

 

「ブルーベリー全書」に樹姿が直立~開張性と書いてあったのですが、どっちなのでしょうか。
少なくとも、うちの親苗は開張性のようです。
接木苗も気持ちよく開帳してくれます。

ダローも育ててみたいので、枝を誘引して、育てることにしました。

 

接木ダロー[96](接木2年生、台木はホームベル、8号鉢)

ダロー/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー

夏、キュウリを育てた鉢に、鉢増ししました。
きれいには洗いましたけど、支柱はそのまま使いました(大丈夫かなぁ)。

 

 

2012年5月30日 ↓誘引前   →誘引後

開張性のダローダロー誘引

 

 

2011年11月28日 台木よりのシュートを取り去り、鉢増し4号→6号

ダロー接木のシュートダローの紅葉はじめ

今年(2012年)は、シュートは出ませんでした。

 

 

2011年7月9日 このころも、簡易的に誘引

 

 

 

山が燃える、三段峡

 

山火事ではありません。
紅葉(こうよう)です。

紅葉(もみじ)狩りに、三段峡に行ってきました。

三段峡の紅葉1

平日でしたが、駐車場は、ほぼいっぱいでした。 

いつもは、人混みを避けて、11月の末に来て、「紅葉時期にまた来うよう(こうよう)ね!」と言っていました。

今年は、嫁孝行をするために、シーズンのまっただ中に来てしまいました。
人が多いので、すれ違う人に「こんにちわ。」というのを何回言ったことか。

でも、来てよかった。
やはり、オンシーズンがいいです。

 

 

三段峡の紅葉2

自然の山ですので、赤(紅葉-もみじ)が少ないのが残念です。
でも、たまに生えている紅葉の赤が、綺麗でした。

 

 

三段峡、三段滝から望む

三段峡には道に手すりが有りません。
道の片側が、30メートルの断崖も有ります。
足を踏み外すと、大けがです。
大人でも、ちょっと怖いです。
ついつい、重心が山側に移動します。

三段峡の「自然は、なるべく自然のままに。安全は、自分で守る。」というポリシーが気に入っています。

 

 

 

鉢カバーのいろいろ

 

鉢カバーはこの日曜日に仕舞ったのですが、我が家の鉢カバーを紹介します(写真は10月24日撮影)。

 

まず、達人の方が使われている定番の鉢カバーから、、、。
コタツの下に敷いて断熱をするアルミシートです。

ブルーシャワー/ラビットアイ系ブルーベリーアルミシートの鉢カバー

見た目は気にしませんので、ガムテープで輪っかを作っています。
100均で売られているぺらぺらのアルミシートでは、すぐに破れてしまいますので、ホームセンターで売られている厚さ3㎜のシートを使っています。
鉢とシートの空間が究極の断熱材になりますので、上部も下部も同じ太さ(円筒形)です。
決して、手を抜いているのではありません(少しは、、、作るのが簡単ですし、、、)。

 

 

100均でただでもらってきた、紙の輪っかです。

ジョージアジェム/サザンハイブッシュ系ブルーベリー堅紙の鉢カバー

のこぎりで一部を切って、ペンキを塗りました。
3年使いましたが、まだまだ使えます。
作るのにちょっと手間がかかりますし、どこでも手に入るものではありませんので、御参考までに。

 

 

どこでも手に入る農業用のアゼシートです。
丈夫で、もっとも安上がりです。

パウダーブルー/ラビットアイ系ブルーベリーアゼシートの鉢カバー

取り付けも、巻いて洗濯バサミで止めるだけで簡単です。
見た目は好き嫌いが有りそうですが、大きな鉢(10号以上)にはこの方法が一番実用的だと思います。

 

 

今年、偶然発見したのが、CSポットを使う方法です。

→7号鉢を、8号のCSポットに入れています。

デニスブルー/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリーCSポットを使った鉢カバー

ブルーベリーを栽培されている人、御用達のCSポットを使う鉢カバーです。
CSポットは1号違いの鉢に、ぴったり収まります。

↓これだと、わかりやすいと思います。6号鉢の中に5号鉢を入れたものです。

CSポットの鉢カバー2

1つの苗に、2つのCSポットを使いますので、少々費用がかさみます。
しかし、見た目は一番美しいです。
主に、4~6号鉢の大切な苗に使っています。

外の鉢と内の鉢の接地面が底の中央部だけで、ほとんどないので、断熱性も十分です。
また、CSポットは構造が良くできていて、2つ重ねた場合、底が少し持ち上がって、スノコの上に鉢を置いたのと同じ効果があります。
つまり、排水性が良くなります。

短所としては、晩秋になり鉢カバーが必要でなくなったとき、中の鉢を取り出すのに、かなりの指の力が必要なことです。

 

 

 

鉢カバーを仕舞いました

 

夏の直射日光から鉢(ブルーベリーの根)を守ってくれた鉢カバーを仕舞いました。

 

まずは、流水で洗ってから、乾かします。
最近は、空気が乾いているから、2、3日でOKです。

ブルーベリーの鉢カバー

 

 

段ボールに詰められるだけ詰めました。

鉢カバーを仕舞う1

 

 

折らないとたくさん詰められないのが残念です。

鉢カバーを仕舞う2

 

 

倉庫の隅に、積み上げました。

鉢カバーを仕舞う3

 

 

 

接ぎ木総括

 

今年の接木の総括をしておこうと思います。

レカ[332](台木3年生ティフブルー、7号)

接木レカ/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー

今年の接木で、一番伸びた苗です。
台木が二又になっていたので、レカを2本接ぎましたが、1本は新祥も出ずに枯れてしまいました。

 

 

エリザベス[370](台木3年生ノビリス、7号)

接木エリザベス/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー2本接木

3年生苗のノビリスに、スパルタンとエリザベスを接いだ苗です。
結局、スパルタンはすぐに枯れて、エリザベスだけ大きく育ちました。
台木からシュートが出ても、ノビリスですから、大事に育てようと思います。

 

 

サミット[336](台木3年生パウダーブルー、7号)

サミット[336]/サザンハイブッシュ系ブルーベリー

樹形がとっても気に入っているので、小さな台木のシュートが2本出ているのに、残すことにしました。

 

 

エチョータ[346](台木2年生ブライトウェル、6号)

接木エチョータ/ノーザンハイブッシュ系ブルーベリー

2年生苗の台木に接いで、6号鉢に植え替えたものです。

 

 

サミット[334](台木2年生プレミア、5号)

接木サミット/サザンハイブッシュ系ブルーベリー

2年生の台木でよく育っていたので、上部を剪定したら、伸びが足りなくて、車枝のようになってしまいました。
思い切って、もう少し下方を剪定すべきだったのでしょうか。

 

 

サミット[311](台木1年生ブライトウェル、4号)

接木サミット/サザンハイブッシュ系ブルーベリー

1年生苗に接いだ割りには、よく育っています。

各鉢の大きさの内、よく育っているのを選んだらサミットが多くなってしまいました。
今年はサミットをたくさん接いだので、多くなったと考えられます。

 

今年、70本の接木をして、90%以上を接ぐことができました。
また、その半分以上が台木からのシュートが今のところ出ていません。
素人にしてはハイスコアです。

台木からシュートが出ている苗、樹勢の弱い苗は、残念ながら、処分することにしました。
また、シュートが出ても、貴重な苗、樹勢の強い苗は残しました。
その内5鉢が他家に嫁入りし、結局、35鉢の苗が残っています。

 

 

 

ビニール温室起動

 

11月に入り急に寒くなりました。

もう少し育てたい苗のために、ビニール温室をセットしました。
気温が8度から17度までは、休眠もしないし、根も育ちにくいので、今の時期は無駄のような気がしています(実際には、この時期も必要なのかもしれませんが、、、素人ですから)。
ビニール温室で、23~25度くらい気温を作り出そうと、こざかしいことを考えました(まっ、一部の苗ですので、、、)。

簡易温室

 

 

とりあえず、来年の接木用の1年生苗を中心に入れました。

ビニール温室起動

 

 

加湿器は、10月30日から、コタツは昨日から出しています。

 

 

 

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