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1月2010

白い跡

 

室内ポットのブライトウェルの葉に、白い跡がつきました。
白いものは肥料と思われます。
1週間前にIB肥料を施肥したのですが、根が水を吸い上げている証拠です。

 

   室内のブルーベリー

 

温度計

 

温度計(100均で200円)を買ったので、計ってみた。

午後2時頃
室温:17℃
外気温:14℃
温室内:22℃(ジッパーを少し開けてある)

   温度計

 

地温18度~25度が、根が成長する温度らしい。

 

 

IB肥料

 

挿し木の全部、その他の一部にIB肥料を与えた。
2,3ヶ月徐々に効くらしい。

施肥の量がわかりやすいから、いいかもしれない。
号数×80%~号数(個)、3号3つ、4号4つ。

   IB肥料
 

温室栽培

 

すでに、低温要求時間を満たしたブルーベリーの苗が出始めたので、温室を作ってみました。

  

      温室
 
 
 
      温室2

 

大きくなるかなぁ

 

ブルーベリーのすすめ

ガーデニングをされている方も多いと思いますが、ブルーベリーは他の草木とちょっと違うところがあります。
まず、他の草木はホームセンターから購入してきて、庭に植えておけば、おそらく自然と大きくなります。自分の場合はそうでした。
しかし、ブルーベリーはそれでは育ちません。最悪枯らせてしまいます。

ブルーベリーはかなりの手間がかかります。
しかし、この手間が楽しいのです♪
自分は何事にもめんどくさがり屋で、なるべく面倒なことは避けてきました。
その私がブルーベリーの面倒は喜んで引き受けています。
梅雨明け時期から9月までは、毎日の潅水(水やり)が必要です。
しかし、この水やりが楽しいのです♪
水をやりながら季節を感じることが出来ます。

3月ごろ芽が吹いてきて、4月にはスズランのような花が咲きます。
5月には緑い実がふくらんでくるとともに、新緑が徐々に伸びてきます。
6月から9月までは収穫の時期です。鳥類との戦いの始まりでもあります。
100円ショップで、水切りネットを購入してきて被せておく手もありますが、大きなネット(4m×5m、1900円)を全体に被せる事で大幅に手間を省けます。
10月には紅葉が始まり、11月にはそれがピークになります。
ノーザンハイブッシュ系の紅葉は、真っ赤になり実にきれいです。

 

リベイルの紅葉

リベイルの紅葉

 

12月から2月まではあまりやることがありません。冬の剪定くらいです。実はこの手間のかからない12月から2月までが、一番退屈な時期です。
しかし、夏の成長を予想しながら樹形を整えるための剪定も捨てがたい魅力です。

 

ブルーベリィストへの道

はじめに自分がブルーベリーにはまった顛末です。

ブルーベリーの庭

ブルーベリーの庭

あれは忘れもしません。
2年前にHさんが、隣に異動してからの事です。
Hさんといってもスケベなのではありません。正直者のHさんです。

Hさんが、ブルーベリーという果実を育てるのがおもしろいとしきりに誘います。
5月ごろでした。
ブルーベリーは、嫁が以前に買っていて、育たなかった実績があるのではじめは乗り気ではありませんでした。
しかしついに、Hさんの熱意に負けて、(ちょうど、道路からの目隠しを探していたので)目隠し代わりに1本ぐらいは買ってみようかと思いだしました。
Hさんの情報によると、ブルーベリーは品種がたくさんあるらしい、その品種は特徴も、味も違うらしい。
それではどの品種にしようかと、ネットで探し出しました。
それが間違いでした。ネットで探せば探すほど、ブルーベリーの魅力がひしひしと伝わってきました。
そして最初に買ったのが10月です。もう、Hさんに誘惑されてから、5ヶ月も経過していました(3月、10月、11月とその前後が、ブルーベリーの最適な購入時期です)。

   9、10月は、ホームセンターで夏越えした(弱った)ブルーベリーがあるので注意。
   値引きしてあるブルーベリーや、値札が古い物は購入しない方が賢明です。
   3月のほうが、比較的元気なブルーベリーを購入できます。
   ただし、ブルーインパルスの接ぎ木苗は、秋に出荷を始めるような気がします(H22.8.6)。

 

ブルーベリーの大きな特徴は、老化防止に効く抗酸化作用が高いこと。
アントシアニンが豊富で目にいい果物であること。
他の果物に比べて、害虫、病気が少なく、無農薬でも育てることが出来ること。
などでした。
最近、目の視力が落ちてきたので、このアントシアニンにはぐっと引きつけられました。
また、抗酸化作用も魅力的でした。早めに手を打てば、将来、いいことになるかもしれないとスケベ心がうずきました。品種をうまく選んで、複数のブルーベリーを育てれば、6月のはじめから、9月の終わりまで、ずっと収穫し続けることが出来ることも知りました(1品種の収穫期間は、約1ヶ月です)。

それで1本、2本と品種が増えていきました。
ホームセンターで、目新しい品種があればつい買ってしまうようになりました。
日本で買える品種が100品種以上もあるので、徐々に本数が増えてゆきました。
最初は1000円/1本以上の品種は買えませんでしたが、今では3000円までなら買えるようになってしまいました。
品種が増えるにつれ、庭が狭くなり、これではきりがないと考え、10品種、20本以上は買わないと心に決めました(最初の年には、、、)。

しかし、優柔不断で、ポリシーにこだわりを持たない性格が災いして、今では、50品種200本くらいあります。
挿し木が大半ですが、挿し木分を除いても、40品種50本くらいあります。
徐々に、丈夫でおいしい品種に絞っていこうと思います。

ブルーベリーとて果樹ですから、すぐに収穫というわけにはいきません。
しかし、1年目の昨年でも、少々収穫し、5品種くらいは食べ比べました。
今年は、大苗が2本もあるため、かなり収穫できるのではないかとほくそ笑んでいます。

 

ようこそブルーベリー大作戦へ

ブルーベリー大作戦とは、ブルーベリーを我が広島地区を「ブルーベリーの里」にすべく活動を行うブログです。

広島の平地は、冬は7.2℃以下が1500時間を超え、最低気温が-2℃程度、夏は最高気温が36℃くらい、7月頃からほとんど30℃を超えています。いわゆるミカンの栽培地区です。
ブルーベリーにとって、最上の環境とはいえませんが、何とかノーザンハイブッシュも育てることができます。

では、今年もいい実が収穫できますように。