実生苗その後
2013年 1月 6日 日曜日
お正月も無事に過ごせました。
ご先祖様に感謝です。
一昨年、ブルーベリーの実生苗を作ろうと思い立ち、スパルタンとサミットの種を植えました。
サミットの実生苗です。
大きくなりそうな苗を4号鉢に鉢上げし、残りを破棄するのも寂しいので、8号鉢に寄せ植えしました。
それが以下の苗です。
処分対象になるかもしれなかった苗が、一番の成長を見せました。
↓2011年11月29日 昨年(日付的には一昨年)の冬に苗床から鉢上げしました。
苗が小さくて確認出来ませんが、7本くらい植えてあります。
↓2012年9月22日 秋、よく育った1本を残して、他の苗を根本から剪定しました。
それを今日、8号鉢に単独で鉢上げしました。
種をまいて2年、小さな苗から1年のサミットの実生です。
本来だったら、直ぐにオリジナルの名前を付けたいのですが、実成りを見て決めます。
↓他の苗が周りを囲んでいますので、水に入れて根をほぐし、単独の苗にしました。
→他の苗の根をむしり取りました。
なかなかいい根の伸び具合です。
こちらは前の冬に4号鉢に鉢上げした実生サミットです。
↓5号鉢に鉢上げしました。
こちらはスパルタンの実生です。
↓2011年11月29日 よく見えませんがスパルタンの実生苗です。
1年で、こんなに成長しました。
これも4号から5号鉢に鉢上げしました。
↑写真の構図の取り方をしっぱいしました。左右同じ号数です。
今回はノーザンのスパルタンとサザンのサミットの実生でしたが、今考えるに当地の事情(温暖地)を考えると、ラビットアイ系の苗を作っておけばよかったと反省しています。
万が一、オリジナルの美味しい苗が出来ても、接ぎ木苗にしなければならないというのはどうかと思います。
それに、ラビットアイで大きさや味覚がハイブッシュと同等になれば、それはすばらしいことになったのではないでしょうか。
14本くらいの実生苗は同じように育っていました。
その中で、5本に絞ったのですが、その基準は、株がブッシュ状になっていない苗、開張性になっていない苗を選びました。
もし美味しい実がなっても、樹姿が気に入らなければ、残念と考えました。
スパルタンはブッシュ状になりましたが、スパルタンですから、2本中の2本を鉢上げしました。
ポリシーは直ぐに現状に合わせて変えてしまいます(信条です)。
苗を開発しているところでは、何年も何千もの実生苗を育てて、そこから、売り物になる苗を開発していくというのに、5本くらいでは申し訳ないですが、宝くじと一緒と考えています。
いい苗が出来たらめっけもの、出来なくても、実生苗を育てたことに意味があるのです。
それに、同じくらいの味のものが出来ても、それはすばらしいことです。
少し味が劣っても、自分のオリジナルの名前を付けて、楽しもうと思います。
コメント
今後の実生苗がどう出るか楽しみですね。
ましてや、味が美味しけりゃ言う事なしですね。
その様な楽しみ方もしたくて、昨年「デライト」を母体とし、父をオクラッカニーにした実から種採取しましたので、今春にでもその種を蒔こうと今、冷蔵庫で眠らせてますよ。
実生は未だに未経験なんですが、今から夢膨らませてます♪
2013年1月7日 | サンタ
> サンタさん
ラビットアイですね。
大きく育つといいですね。
2013年1月8日 | ボンビィ
>その中で、5本に絞ったのですが、その基準は、株がブッシュ状になって>いない苗、開張性になっていない苗を選びました。
>もし美味しい実がなっても、樹姿が気に入らなければ、残念と考えました。
実生苗は、本当にそれぞれ個性が出て来ますが、確かに、これでもかっ、て言うくらいブッシュ状になるのが多いですよね。
私は、最初にうじゃうじゃ出ているものは、ばっさり切って主軸2本も強剪定して育てました。でも秋にはすぐにうじゃうじゃです。
5年もすると落ち着きますが・・。(笑)
2013年2月12日 | Reveille
> Reveilleさん
ほんと、ブッシュ状ばかりでした。
そういうもんだと分かって、安心しました。
5年、、、私には長いですね。
2013年2月13日 | ボンビィ
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