トップページへ »

今年最初の接木

 

今年初めての接木です。
これから2週間くらいは、この話題だけになるかもしれません。
接木を行うとともに、穂木を取るハイブッシュ系の剪定も同時に行います。

ブルーベリーの本には、3月末に行うと良いと書いてありますが、3月末だとノーザンハイブッシュでも、芽が吹いてきて、昨年ちょっと困りました。
この時期に行い、温室に入れようと計画しています。

 

期待のアーリーブルーです。

ブルーベリーの接木

初級者の自分は、切り接ぎより、割り接ぎの方が簡単です。
台木の縁を、綺麗に切ることができません。
やはり、台木の真ん中を一刀両断にする方が容易です。

それで、基本的に割り接ぎを行おうと思いますので、剪定し、穂木の太さを見て、どの台木に接ぐかを決めます。
台木候補が50苗も有りますので、金持ち接木です。
割り接ぎの場合、同じ太さの方が、2カ所の形成層があいますので、成功率が高まると思います。

、、、が、ブライトウェル2年生の台木だったのですが、割り接ぎを行おうとしたとき、台木が割れてしまいました。

ブライトウェル+アーリーブルー、失敗

ホームベルは、2年生苗でも割れないことから、ブライトウェルの枝は堅く、粘りがないのかもしれません。
また、割り接ぎは、1年生苗ならOKですが、2年生以上は難しいかもしれません。

 

 

ありゃりゃ!
↓ちゃんと割ったところまでテープを巻いていません。   →もう一度、まき直しました。

アーリーブルーの接木アーリーブルーの接木2

今年は、通常の接木テープを使います。
結ぶ必要のないメデールの接木テープは、自分には合わないような気がします。

接木面を凹凸なく平に切ることができないので、台木と穂木を強く圧着させなければなりません。
その時に、この結ぶという作業が必要になってきます。
基本的に割った台木の真ん中から、少し下辺りを結ぶと、台木と穂木が密着するような気がします。

 

 

根本から3㎝ありません。
これも何とか接ぐことができました。
意外と、できるものです。

アーリーブルーの接木3

 

 

今回は、立って接木を行ったのですが、スムースに行えました。
立って接木を行うには、それなりの作業台が必要ですが、作業台があれば、立って行う方が楽だと感じました。

 

 

 

コメント

 なるほど!割接ぎ木の下の方を結ぶと密着されるんですね。
確かにそうしょう!
 今後も接ぎ木や挿し木のテクニックを、いろいろとご紹介いただけると、ブルーベリーの楽しみ方が広がりますので、よろしくお願いします。

2012年2月22日 | 会長

> 会長さん

密着する可能性が有ると【思う】だけです。
最終的には今回の接ぎ木の成功率で判断します。
接ぎ木は、いろいろな組み合わせがあるので楽しいです♪♪♪

2012年2月22日 | ボンビィ

コメントの投稿

* コメントフィード

トラックバックURL: http://www.maitown.com/blog/blueberry/index.php/archives/4366/trackback